先輩たちの声
#1 北の峯学園 支援副主任

Q1.入職のきっかけを教えてください。

 専門学生時に参加した施設ボランティアや実習等で、利用者の方々と触れ合うことをとても楽しく感じていました。短い期間でしたが、北の峯学園でも女性寮へ実習に入らせていただき、利用者の方々と多く関わらせていただきました。利用者さんと職員のみなさんが、家族のような温かい雰囲気で接している姿が印象的で、この施設で私も一緒に働きたい!と思ったのが大きなきっかけです。

Q2.いま、どのようなお仕事をしていますか?

 男性利用者の方々のユニットで、生活する上での支援をしています。担当ユニットには年齢の若い方々が多いので、屋外での活動を多く取り入れています。人間対人間ですので、様々な場面でぶつかり、悩む事もありますが、その反面嬉しいこと、楽しいことも毎日あります。そんな仕事に就けている今、毎日が充実しています。

Q3.印象に残っている仕事上のエピソードを教えてください。

 夜勤時に、私が席を離れ、利用者様の介助に向かった時のことです。自分の席に戻ると、ある利用者の方がひざかけと毛布を置いていってくれており、思わず心があたたかくなりました。翌朝「ありがとうございます」と利用者さんへお返しすると「いつも、ありがとうを言わなきゃいけないのはこっちのほうだよ。いつもありがとうね」と言ってくれました。今でもそのことを思い出すと、あたたかい気持ちになります。

Q4.入職当時を振り返ってみて

 何でもわからないことは聞いて、メモを取って、先輩職員について歩いていたのを思い出します。失敗したらどうしよう…といつも恐れていた私に、先輩が「失敗してよかった。って考えたらいいんだよ。沢山ぶつかって失敗できるのは、今だけなんだよ」と言ってくださいました。それをきっかけに、自分自身変わり始めるきっかけになったことを思いだします。

Q5.後輩たちにメッセージを。

 福祉に対し、知識がない…自信がない…と、不安を抱いている方も多いと思いますが、少しでも興味があるのであればぜひ、見学に来て下さい!私も入職当初は、教科書の中の知識だけしかありませんでした。しかし、日々利用者さんと生活を共にする中で「教科書には載っていないこと」を、たくさん利用者さんから学んでいます。寄り添う気持ちを大切に…と毎日思いながら、お仕事をしています。
#1 北の峯学園 支援副主任