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中内 亨則

– 北の峯学園 生活支援員 –
旭川大学短期大学部卒

 

就活中に、たまたま施設見学に参加したのが北の峯学園でした。利用者さんとの関わりももちろんですけど、職員同士も相手を思いやっているように感じられて、いいなあ、と。ここで働いてみようかな、と思い就職しました。

今思えば当然ですけど、入職直後は何も分からなくて、何が分からないのかも分からないくらい(笑)。ずっと質問ばっかりして、申し訳なくなっちゃって。何をしたらいいか分からず、呆然としていた時に、利用者さんから紙を渡されて、開いてみたら僕の似顔絵。何もできなくても、まず、目の前の利用者さんと関わろう、そこから始めようと思いました。

それからも失敗の連続で、何でうまく行かないのかって落ち込んで、また失敗して…。先輩から「失敗に向きあうだけじゃなく、自分から解決に挑むくらいじゃないと何も変わらないよ」とアドバイスを受けて、そこから少しづつ前に進んでいった気がします。

夫婦の関係じゃないですけど、「困難を乗り越えてこそ絆は深まる」って言うじゃないですか。それってどんな人間関係にも当てはまると思うんです。利用者さんだけでなく、職員だって生身の人間ですから、その時その時で感情が揺れ動いたり、ふるまいに表れてしまったり…プロだから本当はダメなんでしょうけど(笑)。けど、そういうすれ違いがあるからこそ、気持ちが通じたなって感じた時にグッと来るし、そういう積み重ねなんだと思うんですよね。

将来こうなりたいとか、正直まだ具体的な目標は描いてないんですけど、利用者さんの笑顔をたくさん見て、自分自身も笑顔でいられるように、頑張って行こうと思ってます。

 

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