今回は、職員研修の様子をお届けします
テーマは・・・「リスクマネジメント研修」です!
新型コロナウイルスの感染予防として
日にちをずらして少人数で研修を行いました

まずは死角についてのグループワークを行いました。
生活しているユニットをあらゆる視点から動画に撮り、
死角になっている場所はないのか、支援者の見守り場所はそこで良いのかを
改めて考える機会となりました。
続いては、投薬について。
2人1組になり、お互いに薬を投与します。
(薬の代わりに砂糖とミンティアで行いました
)
投与する側はマニュアルに沿って行っていきますが、
何かしら間違いが隠されており、注意しながら進めていきます。
投与される側は・・・
「口を開けているのが恥ずかしい」「たくさんの薬を口に入れると飲み込むのが大変」
との意見があがっていました。実際に体験することで見えてくる事もありますね。
最後に誤嚥体験です。
水分を摂取せずに提供されたお菓子(きなこのお菓子とカンパン)を食べて体験をします。

硬くて噛むのが大変だったり、口の中の水分が奪われます・・・
実際に体験してみて
「普段購入しているお菓子は、ご利用者に合っているのか考える機会となった」
「水分提供のタイミングを改めて考えるきっかけになった」
との意見があがっていました。
この研修を受けて・・・
掌握や投薬など普段行っている事ではありますが、
動画を通して見たり、利用者さんの立場になったりすることで
改めて支援方法について考えるきっかけになったと思います。
そして、他にも・・・
職員の分からない事や気になる事を「豆知識」として共有しています。
口腔ケアの豆知識として
「歯ブラシはどんなものを選ぶといいの?」
「電動歯ブラシの必要性って?」
「うまく口を開けられない利用者さんにはどうやって歯磨きしたらいいの?」
・・・などの疑問に歯科衛生士の資格を持っている職員が答えてくれています。

実際に支援している中での疑問に答えてくれていたり・・・
自分の歯ブラシ選びにも活用させていただいています
(笑)
今後も、継続してより良い支援ができるよう日々勉強していきます!